菜の花
見た目にも華やかな菜の花は春の始まりを知らせてくれ、ほろ苦い味と香りの栄養満点の緑黄色野菜です。βカロテンやビタミンB1・B2、ビタミンC、鉄、カルシウム、カリウム、食物繊維などの栄養素をバランスよく含んでいます。
菜の花とは、もとは油菜(アブラナ)のみを言いましたが、現在は小松菜や縮緬ハクサイなど、同じアブラナ科の葉菜のつぼみも含めることが多くなっています。
アブラナ科の野菜にはキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ダイコン、ハクサイ、カブ、コマツナなどがあります。
<保存方法>
野菜室で立てて保存します。
乾燥に弱いので湿らせたキッチンペーパーや新聞紙にくるみます。
傷みやすいので購入後は早目に食べます。(冷蔵保存約2、3日)
<豆知識>
菜の花には「アルカロイド」と言う栄養成分が含まれています。これは菜の花の苦味成分です。
ストレス解消や疲労回復などにも効果があるそうです。
油菜のつぼみ、葉、茎を食用にしたものを「なばな」と呼びます。
<栄養情報>
栄養豊富な野菜です。特に多いのがビタミンC、B1、B2、カルシウム、カリウム、鉄、食物繊維です。
<和歌山県内の主な産地>
日高郡(みなべ町を除く)、西牟婁郡、東牟婁郡、その他