大根
和歌山県の大根の多くが和歌山市で作れており、江戸時代から始まったとされています。
和歌山市の大根は、紀ノ川や和歌浦等の砂地で育てるため水はけがよく、白くまっすぐ伸び、肉質が柔らかくきめが細かいのが特徴です。
主流は「青首大根」ですが伝統野菜として古くから栽培されている「和歌山大根」「青身大根」があります。
「和歌山大根」は純白で歯切れがよく漬物用として好まれ「くき漬け」「紀ノ川漬け」「べったら漬け」などが有名です。
「青身大根」は、首の部分が青色で小さな細身の形をしており正月用の雑煮用として使われています。
春の七種の「すずしろ」は、大根のことです。
<選び方>
葉がきれいな緑色のものを選びましょう。
<保存方法>
葉を落とし、新聞紙などでくるみ冷蔵庫で保存します。
<栄養情報>
消化酵素が豊富に含まれています。また葉は、ビタミン・ミネラル豊富な緑黄色野菜です。
<和歌山県内の主な産地>
和歌山市